Biography
1996年2月生まれ、大阪出身。15歳からギターを始め、その後大阪のCATミュージックカレッジに入学。卒業後は他アーティストのサポート活動や自身のバンドでも精力的に活動。2020年6月、WOMCADOLE加入。確かな技術と経験に基づくテクニカルなギタースキルは勿論、ライブ時にはそれを上回るほどのステージングで見るものを圧倒する。


- KarDiaNを導入したきっかけを教えていただけますか?

元々、ファズ系はあまり使わなかったんですが、「WOMCADOLE」に入るタイミングで、ファズとクランチで使える歪みが欲しいなと思い探していたところ、お世話になっている滋賀県は彦根市の楽器屋さん、「Tied Music」の藤岡さんにナイスなペダルを教えていただきました。それがC10H12N2O/セロトニンと、C6H8O6/ビタミンCでした。どちらのペダルも使い勝手が良く、僕が普段使っているストラトキャスターとの相性も抜群で、加入後最初のレコーディングですぐに使用しました。スタジオリハでも使ってみた結果、バンドとの相性も良く、見た目も好みなのでボードに仲間入りしました。

- 今回導入した2台のよさを具体的に教えてください

自分がどう演奏したいか、演奏しているかが相手に伝わるかは、音楽においてとても重要なことですが、C10H12N2O/セロトニンはピッキングニュアンスがとても出しやすく、本来鳴るべき音を損なうことなく、非常に自然な音でありながら欲しい音域がしっかりと出ます。自然な音ゆえにどのツマミをどの位置に回そうとも良い音がします。僕はローが出る機材が大好きなんですが、やはり歪みエフェクターは踏むだけでかなり音域のレンジが狭くなるものが多いなと感じていて、そんな中、KarDiaNの製品は非常に広く、嫌な感じがなく、自然にローを出すことができて使いやすいです。少しの操作でかなり音が変わるので、コントロールノブが大きくて操作しやすく、見やすいのも助かります。C6H8O6/ビタミンCは、フルテンにしてギターを挿すと、そのギターの鳴き声が聞こえてきます。TREBLEとBASSの2つのノブでかなり自在にトーンコントロールできるので、ライブでもバンドの中でしっかり仕事をしてくれます。その上、単音で使用しても、低音弦、高音弦ともに気持ちのいい音がするのでギターをどんどん弾きたくなるようなペダルです。FUZZツマミを下げれば、かなりローゲインに出来るのでいろんな用途に使えるかもしれません。あと、LEDがめっちゃ明るくてオンにするとテンション上がります。- 最後に、2台のオススメの使い方を教えてください 

僕はライブの際、「Hughes&Kettner mkⅡ」のクリーンチャンネル1にC10H12N2O/セロトニンをDRIVE 11時、VOLUME 11時、TREBLEとBASS 12時を基本として、気になれば少し弄って使っています。DRIVEをもっと上げても、ピッキングニュアンスが損なわれないので、右手の調整でクリーンから歪みまで幅広い音が出せます。あとはメインで使っている歪みにC10H12N2O/セロトニンを混ぜると、すごく音が太くなって良いのでおすすめです。僕はレコーディングのときに「BOSS BD-2」や「Fulltone OCD」と合わせて使うことが多いです。C6H8O6/ビタミンCはライブ時、FUZZ 4時、VOLUME 10時、TREBLE 3時、BASS 2時が基本ですが、その場その場で変わります。TREBLE、BASSを上げ目でファズらしい使い方がおすすめです。なんせファズなので、テンションが上がったときに踏むのがおすすめです。二日酔いに効きます。


インタビューにお答えいただきありがとうございました!
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