KarDiaN
Vitamin C Super Lucky 7
7th Anniversary Pedal
2017年に生まれたペダルブランド KarDiaN はこのたび7周年を迎えます。そんな今年はアニバーサリーの数字である「7」にちなんだペダルを製作いたします。「7」と言えば皆さん何を思い浮かべるでしょうか?
もちろん眠らない街ラスベガスの大人気スロットゲームから
"Lucky 7"
しかありませんよね。いや...
7の数字を冠したレジェンドエフェクターが無かったわけではありません、例えばTS7などがありますしね。しかし、数年前に手に入れた "とあるBig Muff" のサウンドとカラーリングのカッコ良さに惹かれて今年はこのペダルで7周年をお祝いすることにしました。
ということで、 "KarDiaN 7th Anniversary" を記念して赤と青で彩られた大変珍しい 3rd Big Muff その中のV6期のペダルをリスペクトして『Vitamin C Super Lucky 7』を製作しました。Ram's Head、Op-Amp、V6、Russianと続くBig Muffの中で皆さんは "V6" というのはご存知でしょうか。「Ram's Headの再来」と呼ばれるこのモデルはオペアンプから再度トランジスタを使った増幅へと戻る過渡期のペダルとして独自の魅力を持っています。
Ram's Headのように倍音豊かで高域に突き刺すサウンドが特徴で、増幅素子である2N5088のトランジスタがエネルギッシュで音圧感のある音の壁を作ってくれます。またこのペダルを唯一無二にするのはシグネチャーなダークサウンドです。豊富な倍音と音圧のあるサウンドがしっかりと波形領域で音を潰してくれることで、暗くカッコイイサウンドを作ってくれます。まさに第一次EH期最後で最高のサウンドと言えます。このような魅力的でかつレアカラーの個体をリファレンスにすることができたのはKarDiaNの7年にしてラッキーな体験でした。
そんな7周年にちなんで製作した "Vitamin C Super Lucky 7" を【世界限定500台】でリリースします。
▲ 1981's 3rd Big Muff V6 Red & Blue
▲7th Anniversary
▲左が通常のBig Muff、右がレアカラーのBig Muff
"Vitamin C Super Lucky 7" はパーツから特別なこだわりを持って作っています。特に一番注目するのは4色に彩られたボックスコンデンサでしょう。これら4色のコンデンサはWIMAやEROのヴィンテージコンデンサを採用しています。それぞれがカップリングコンデンサとして信号ラインの音色に作用することで Vitamin C Super Lucky 7 ならではの倍音豊かなでダークな音色を作り出しています。
▲Vitamin C Super Lucky 7の内部基板
▲WIMA FSK3
▲WIMA FKC3
▲ERO MKT1822
▲WIMA FKP3
そして今回は塗装にも新たなチャレンジをおこないました。ベースカラーに鉛色を帯びたシルバーと酸化鉄をイメージしたブラックを採用。赤と青の2色の塗装には筆を用いたダイナミックな塗装を施しミッドナイトに輝くネオンカラーを再現。アクセントにゴールドをあしらうことでよりラグジュアリーなデザインに仕上がりました。
▲7th限定の Neon Red & Blue なカラーリング
"Vitamin C Super Lucky 7" はパーツの確保から【世界限定500台】のモデルとなります。
▲1 / 500 のシリアルが記載
KaDiaNのペダルが世界中の足元を支え続けて7年。記念となる日に作り上げたこの一台が、アーティストと共に次の時代を歩んでいきます。
- SPECS -
- 入力インピーダンス : 1M
- 出力インピーダンス : 10kΩ
- コントロール : Volume、Fuzz、Treble、Bass
- スイッチング方式 : トゥルーバイパス
- 接続端子 : 1/4インチ標準フォーン・ジャック×2 (入力、出力)
- 電源方式 : 9VセンターマイナスDC電源 (電池可9V形006P型)
- 消費電流 : 4mA
- 寸法 : 幅 (W) 72 mm、奥行き (D) 121 mm、高さ (H) 55 mm(フットスイッチやジャック等の突起物含む)
- 重量 : 312g
- JAN : 4589825520666
- 付属品 : 保証書
- DISCLAIMER -
製品の改良等により、予告なく仕様が変更となることがございます。また画像はサンプルです。塗装仕上げは1台ずつ微妙に異なりますので、あらかじめご了承ください。金属プレートには製造の都合上傷が入っている場合がございますが、こちらは加工する際に生じる仕様となりますのであらかじめご了承ください。金属ノブの仕様として操作時のみタッチノイズが発生いたします。操作時は弦アースを(指で弦に触れている状態)で操作をすることを推奨いたします。