KarDiaN

Vitamin C "Army Green Ver"

¥38,500

4th Anniversary Pedal



2017年にKarDiaNは日本のペダルブランドとして誕生しました。これまで多数のアーティストの足元を支え続け4年間で約3,000台ものペダルを作り上げてきました。そんなこのブランドの特徴といえば、ヴィンテージだけが持つ存在感の再構築と、モダンが有する現場に即したサウンドコントロールの設定にあります。それらが特にマリアージュされ生み出されたのが "Custom Build Series" 通称「錆ペダル」です。その中でも "Vitamic C" はヴィンテージモダンを代表するペダルとしてKarDiaNの中でも多数のオーダーをいただいております。2021年のアニーバーサリーにはこの "Vitamic C" をベースに私、北田が所有するヴィンテージ "Green Russian Muff" をリファレンスにペダルを製作いたしました。

北田所有の"Green Russian Muff tall font"


ヴィンテージの "Green Russian Muff" その中でも初期型と言われる、私が所有する "tall font" を解析した際に鮮明に感じたのは音楽的なハイ落ちでした。本来ギターシグナルは出来るだけハイファイに残った方が良いとされています。しかしこのサウンド情報の欠けた "tall font" はとても音楽的なFuzzサウンドを生み出してくれました。その理由として私は現代の機材がもたらす癖としてのフルレンジサウンドとの対比を感じました。本来、良いサウンドには必要の無い成分まで鳴らすことによって平面的なサウンドを作り出してしまうペダルは多々あります、ヴィンテージが暖かいサウンドと言われる所以もその部分との違いではないでしょうか。そのあえてのハイ落ちを作り出すことによって "Green Russian Muff" が良く形容されるベーシストが好むロー成分というのも相対的に引き出されているのでしょう。

またKarDiaNの特徴であるフレキシブルな2EQトーンコントロールの特にTrebleの効能によって、ハイがトリートメントされたサウンドながらも抜けのある高域部分を調整することが可能です。

▲左 Vitamin C "Army Green Ver" 右 "Normal"

 

今回 "tall font" サウンドを生み出す為に回路設計の見直しとパーツの変更を大胆に行いました。電源部分をPanasonic製のOS-CONからドイツのWurth Elektronik社製の "WCAP-PTG5" に変更。またカップリングコンデンサにはヴィンテージのTropical Fishコンデンサを採用しました。これにより、フィルターだけでは得られない独特の高域のマスキングを作り出すことができました。クリッピング部分には通常 "Green Russian Muff" に使われる1N914ではなく、あえてツェナーダイオード "1N5232"を採用し、ツェナー電圧の特性を活かすことでより "tall font" らしいFuzz Distotionを再現しました。またFuzzツマミの動作も回路ベースでの変更を行い、ローゲインにした際によりスムースな音色になるよう調整を加えました。

▲ 1 / 100 のシリアルが記載

 

Vitamin C "Army Green Ver" はヴィンテージであるTropical Fishコンデンサの確保から【世界限定100台】のモデルとなります。KaDiaNのペダルが世界中の足元を支え続けて4年。記念となる日に作り上げたこの一台が、アーティストと共に次の時代を歩んでいきます。




- SPECS -

• 入力インピーダンス : 1M
• 出力インピーダンス : 10kΩ
• コントロール : Volume、Fuzz、Treble、Bass
• スイッチング方式 : トゥルーバイパス
• 接続端子 : 1/4インチ標準フォーン・ジャック×2 (入力、出力)
• 電源方式 : 9VセンターマイナスDC電源 (電池可9V形006P型)
• 消費電流 : 3mA
• 寸法 : 幅 (W) 72 mm、奥行き (D) 121 mm、高さ (H) 55 mm(フットスイッチやジャック等の突起物含む)
• 重量 : 285g
• 付属品 : 保証書

- DISCLAIMER -
製品の改良等により、予告なく仕様が変更となることがございます。また画像はサンプルです。塗装仕上げは1台ずつ微妙に異なりますので、あらかじめご了承ください。