松田貴志 / たかC

Biography

松田貴志 / たかC(マツダ・タカシ)/京都府出身のサウンドプロデューサー、ベーシスト、キーボーディスト。
[works] V6、M.S.S.Project、カイワレハンマー、AmaryllisBomb、quad4s、JENNI、BEMA(ワタナべマホト)、imiga、伊勢大貴、TVアニメ「スタミュ」、PASSPO、Kiss Bee、SUNLITE、Re:Complex...

良質なアナログ感をプラスしたい

CHCl3/クロロホルムを導入したきっかけを教えていただけますか?

楽曲制作時に使っていたアンプシミュレーター系プラグイン特有のデジタル感に困っていて、何か解決策はないかと考えていたのがきっかけです。まず、同じ仕事現場のリハーサルで一緒だったギタリストのぽにきんぐだむが使っているのを見て、そのガンダム的な見た目のインパクトと、独特なアナログ感のある音色に惹かれました。

それから実際にビルダーの北田氏とライブ現場や食事でお会いし、音作りについて話しているうちに、今の自分の悩みの解決策としてぴったりだと思い導入することを決めました。偶然にも、紆余曲折を経て巡り会えた――。こういった音の部分だけではなく、運命的なものも感じています。

楽曲制作においてS/N比の良さは絶対条件

CHCl3/クロロホルムのよさを具体的に教えてください

まず一番最初に感じたのはノイズの少なさですね。僕の場合、楽曲制作での使用がほとんどなのですが、このような現場で使われる機材において、ノイズレスに録音できるということは使用上大事な条件のひとつなのです。それをこのようなアナログ機器で兼ね備えているというのは助かります。

とはいえ、これは他のKarDiaNの製品にも言えることです。そこでクロロホルムに特筆していえることは、単なるドライブペダルとしてではなく同時にアナログの"空気感"がプラスされる点です。これによってプラグインを使っていてもかなりデジタル臭さを抑えられる――そんな、このペダルを踏んだ時に起こる空気感の変化が一番気に入っています。

さらに、TREBLEとBASSの2つのツマミだけで簡単に作りたい音に辿り着ける、完成されたEQが良いですね。原音を変に色付けしたり邪魔しないのに音楽的。これはなかなかありそうでないペダルだと感じました。またGAINの幅も広く、制作においてこれ1台あれば大体のサウンドメイクはできそうです。

▲IK Multimedia社のAmpliTubeにCHCl3をゲインMAXで繋ぐのが特徴。

ペダル側の歪みを積極的に活かすのがコツ

最後に、CHCl3/クロロホルムのオススメの使い方を教えてください

IK Multimedia社から出ているプラグイン「AmpliTube Mesa/Boogie」をよく使うのですが、プラグイン側をあえてクリーンセッティングにして歪みの部分をクロロホルムで作っていきます。そうすることによって歪みの質が一段上がり、悩まされていたプラグイン特有のデジタル臭さが気にならなくなるのでおすすめの使い方です。

またクロロホルムをメインに、さらに歪みを尖らしたい時にニトログリセリンでブーストする使い方が今の僕のブームです。

インタビューにお答えいただきありがとうございました!
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