Ommy / 城石真臣

Biography
Ommy / 城石真臣(オミー)/山口県出身のギタリスト。 [works] earthmind、Raphael、ナノ、楠田亜衣奈、ささきいさお、GILLE、ダイアナガーネット、REVALCY、ななみ、AKINO from bless4、西沢幸奏、アニメ「艦これ」、ClariS、U-KISS、ROOT FIVE、桃井はるこ、neko、岸尾だいすけ、藍井エイル、高垣彩陽、古川雄大、吉木りさ、石崎ひゅーい、遊助、シギ、ゆいかおり、中川あゆみ、RockStar Steady(相川七瀬)、坂本美雨、CIMBA、宏実、pixy(JAEHEE)、中村舞子、為岡そのみ、遠夜(CV:高橋直純)、信政誠、MIKKO、リチャード・ハートリー、テレビ東京 ゴッドタン「まさかのマジ歌フェスティバル」、東京03、バナナマン、バカリズム、戦国鍋TV、ウレロ☆未完成少女、SANKYO CM、SOUND HOLIC / SWING HOLIC、中ノ森文子、佐藤広大、寿美菜子、ななみ、ささきいさお、昆夏美、竹達彩奈、Tama、Karma、田澤孝介、沼倉愛美、東山奈央、暁月凛、イヤホンズ、YURiKA、黒崎真音、JY(知英)、南條愛乃feat.やなぎなぎ、綾野ましろ、KiRaRe、井口裕香、etc...

C9H13NO3/アドレナリンのペダルのファーストインプレッションを教えていただけますか?

まず錆び感のある特徴的なルックスが目を引きますね。実際に筐体に触れたときのザラつきや赤系のカラー、そして『アドレナリン』という名前。それがこのペダルの持つサウンドの質感と一致するのが素晴らしいと思います。

機材はレコーディングやライブサポートの仕事道具として使うので「見た目はあまり関係ないのでは?」と思われがちですが、元を辿ればギターキッズ、ルックスの良さで「使ってみたい!」と思うキッカケになるのはとても大切なことだと考えています。

Ommy氏のサウンドメイキングについて教えていただけますか?

まず歪み系ペダルを使うシチュエーションですが、歪み自体はアンプのドライブChで作ることがほとんどで、アンプだけでは表現できない「あと一歩のスパイスを足すもの」としてペダルを使用しています。アンプだけで歪ませた場合、とてもワイドレンジで迫力があるんですが、楽曲によってはレンジが広すぎて合わないという状況も出てきます。そこでペダルを使って楽曲に合わせていきます。

僕自身アンプは数台持っていて現場によって使い分けているのですが、基本的な軸が「アンプの歪み」にあるからこそ、ペダルには「ペダルライクな歪み」を求めることも多いです。

▲Ommy氏こだわりのペダルボード、BOSS社のMS-3を基点に構築されている。

C9H13NO3/アドレナリンのサウンド面での感想を教えていただけますか?

一言でいえば「ファズのような荒々しさを兼ね備えたディストーションペダル」です。サウンドを体感してみるとそれらが高次元でバランスを保っていることに気づくはずです。『アドレナリン』を導入するにあたり、まずはペダル自体が持つ歪みの質感を確認するためにアンプをクリーンにして使用してみました

 

TREBLEノブの効き方にディストーションやファズの雰囲気があり、踏んだ瞬間にこのペダルの特徴をしっかりと聴かせてくれました。なによりTREBLEのチューニングがすごく良くて、絞っても音の芯は確保されるので、どのポジションでも使いたいというインスピレーションを与えてくれます。

BASSノブのチューニングもよく考えられていて、低音域の厚みを調整しつつギターにとってあまり必要のない部分は膨らみすぎないようになっているのは流石だと思いました。

GAINノブは絞りきった状態でもある程度歪みます。近年はディストーションペダルでもクリーンブースターになるような「バーサタイル」な部分を求める傾向も見受けられますが、『アドレナリン』では「このサウンドが気にいった人だけ使えばいいじゃん」みたいなKarDiaNのブランドとしての矜持を感じます。

 

次にアンプをクランチに設定して使用してみました。僕がドライブペダルを使用するにあたって「アンプが歪んだ状態でも相性の良いもの」を選ぶことが多いのですが、『アドレナリン』はサウンドキャラクターを色濃く持ちつつ、歪んだアンプでもお互いを殺すことなく良いバランスで上乗せしてくれます。

VOLUMEノブは12時前後でアンプへの押し出しが変えられるのがとても良いですね。個人的にはどのノブも12時方向でそのペダルが持つキャラクターを発揮できるものが使いやすく感じます。

C9H13NO3/アドレナリンのおすすめセッティングを教えてください

【A】基本的には12時方向ですが、VOLUMEを少し上げ目にしておくと音の芯の太さが加わる印象です。アドレナリンのキャラクターをまずここから確認することで好みのセッティングが見つかると思います。

【B】GAINは0、BASS、TREBLEともに絞り気味にしてオーバードライブのニュアンスを狙っています。ファズっぽい荒さを遠くに感じる、少し個性のあるオーバードライブといったところでしょうか。こういったニュアンスのペダルは少なく、歪んだアンプに対するブースターとしての方向性も期待できます。

【C】GAINを上げることによって高域が前に出てくるので、BASSを上げてドンシャリサウンドにしています。最後にTREBLEを調整することでこのペダルの持つ「攻撃性」の良いポイントが見つけやすくなると思います。

▲左からOmmy氏おすすめ【A】~【C】のセッティング例。

最後にC9H13NO3/アドレナリンはどういうギタリストに向いていると思いますか?

エフェクトをONにした瞬間、一気にギアを上げたような攻撃的なディストーションサウンドがアドレナリンなら得られます!音のスピードが早く、弾き手のテンションまでこのサウンドに感化されて高まる印象です。それなのにノイズが非常に少なかったり、ギター本体のボリュームを操作しても反応が鈍くならなかったりと、実は綿密に計算されたサウンドであることにも驚かされます。

ファズペダルでは機材の相性が難しく、また従来のアンプライクなディストーションペダルでは少し物足りないと感じているギタリストにはぜひ試してもらいたいペダルです!

インタビューにお答えいただきありがとうございました!
Ommyさんの最新情報は下記のHPでチェックできます。